
訓練についてTRAINING
訓練コースには個人向けの訓練コースと
チーム向けの訓練コースがあります。

個人向け訓練コース
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基準訓練コース
運転員の職位に応じた知識、技能を習得するための標準的な訓練コース。
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継続訓練コース
基準訓練コースを受講する間に力量を維持、確認するための訓練コース。

チーム向け訓練コース
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チーム評価コース
チームでの対応操作について、インストラクターが特性評価を行う訓練コース
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ファミリ訓練コース
チームで対応操作を行う訓練コース
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チーム交流会
複数の電力会社のチームが一堂に会し、お互いの運転技術やチーム力の向上・研鑽を図る訓練コース。
TRAINING COURSE STRUCTURE訓練コース体系
JEAGによる区分 | 初級運転員 | 中級運転員1 | 中級運転員2 | 中級運転員3 | 上級運転員1 (指揮者、運転責任者を補佐する者) |
上級運転員2 (指揮者、運転責任者) |
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JEAGによる 経験・知識・技能条件 |
原子力の基礎知識及び補機運転に係る実務研修を受けた者。 新入社員研修、直内研修等を修了し、補機の運転技能を有する者。 |
補機運転経験者又は主機運転に係る実務研修を受けた者。 補機及び主機の運転技能を有する者。 |
原子力の経験を通じ、現場運転員に対して総括的に指導・管理できる者。 主機・補機の運転知識・技能を有する者。 |
原子力の経験を通じ、主機・補機運転及び異常時操作に対して統括的に指導・管理できる者。 主機・補機運転及び異常時操作に関する十分な知識・技能を有する者。 |
原子力の豊富な経験を通じ、業務管理能力及び人事・労務管理能力が培われている者。 ユニットの運転に関し広範囲にわたる高度な専門知識を有する者。 |
原子力の豊富な経験を通じ、高度な業務管理能力及び人事・労務管理能力が培われている者。プラントの運転に関し広範囲にわたる高度な専門知識を有し、かつ原子力発電所運転責任者に係る基準に適合したもの。 |
職位(例) | 補機運転員 | 主機運転員/副主任/主任 | 副長 | 当直長 | ||
基準訓練コース | 初級Ⅰ:15日間 |
中級Ⅰ:11日間 |
上級初期:9日間 |
上級Ⅱ:7日間 | ||
継続訓練コース | ー | 中級交流:5日間 |
上級A:5日間 |
上級C:2日間 |
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チーム訓練コース | チーム評価/チーム交流会/ファミリ訓練 |
COURSE研修コース

インストラクター研修コース
電力会社の研修センター指導員を対象とした研修コースです。
指導技法、訓練シナリオの作成技法学習のほか、シミュレータ訓練を実際に観察して、対応操作の評価や指導方法の検討を行うなど指導員としての基本技能を学習します。

原子力技術者研修コース
メーカーの技術者を対象とした訓練コースです。
発電所の系統構成、性能について講義で学習し、シミュレータにより過渡事象、事故時の様相を含めてBWR型原子力発電所の運転プロセスや動特性について幅広く学習します。
なお、研修内容と期間は要望に応じて調整が可能です。

自治体向け原子力発電研修
コース
自治体の原子力行政関係者を対象とした研修コースです。
自治体行政担当者として必要な原子力発電所の基本構成、機能、動作を学習し、その上でシミュレータを使って各種の事象を観察して安全機能について具体的な理解を深めます。
訓練方法について
原子力技術者研修コースや自治体向け原子力発電研修コースでは、来所して対面にて実施する研修とオンラインでの研修を選択可能です。

対面研修
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講義
講義図書を使ってインストラクターが説明します。少人数での講義であるため、インストラクターが理解度を確認しながら説明していきます。
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シミュレータ研修
フルスコープシミュレータを用い、起動・停止やトラブル時の対応操作などを学習します。対応が終わった後には、インストラクターと反省会を行い、技量を向上させていきます。

Web研修
WEB会議システムを使って講義とシミュレータ研修が受講できます。
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講義
インストラクターが講義図書を使って説明します。
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シミュレータ研修
インストラクターがシミュレータを使ってトラブルの状況を説明します。
実施方法はご要望に応じて調整させていただきます。
訓練設備について
BWR原子力発電所の制御盤を模擬したフルスコープシミュレータなど設備をご案内いたします。