会社案内COMPANY

巨大で複雑な原子力発電所も、船舶の操舵室や航空機のコックピットなどと同様に、発電所の中央制御室から人が監視や操作を行って、さまざまな機械や装置を動かしています。
監視や操作に当たっている人々を運転員と呼び、原子力発電所には欠かせない知識や技能を身に着けるために、繰り返し訓練を実施しています。
当社は、原子力発電の黎明期から今日に至るまで50年以上に亘って、沸騰水型（BWR）原子力発電所の運転員に教育の機会を提供しています。人を育て、人の能力を高めて原子力発電所の 安全・安定運転に寄与することを経営理念に掲げ、その実現に向け努力を続けています。

運転員は、若手から上位者までの複数がチームを組んで、発電所を動かしています。
当社では、それぞれのグレードに応じた教育を行うことで、各人が必要とする知識や技能を獲得できる様にしています。
チームの最上位は国の定めた運転責任者の資格保有者が務めており、当社はどの電力会社にも属さない第三者機関として、この運転責任者の資格認定に必要な運転実技試験の実施をも担っております。
実際の中央制御室とほぼ同じシミュレータを用いて、様々な状況を模擬した訓練や試験を行って運転員の知識や操作技量を確認評価すると共に、更なる高みを目指すためのアドバイスや知識なども提供しています。
このように運転員の知識や技能の向上に取り組み、これからも原子力発電所の安全・安定運転に寄与し続けていきます。

代表取締役社長